· 

蔓延防止対策から

大型連休明けに不調を起こす要因は・・・?

 

そう、

生活リズムの乱れなのです。

 

休みの間

夜遅くまで起きていて朝起きるのが遅くなることで

生活リズムが後退しやすくなります。

 

このような状況からまた仕事に戻ろうとしても

時差ボケのような状態に陥り

胃腸障害や

集中力低下などが起こりやすくなるのです。

 

つまり生活リズムを

素早く元に戻すことがポイントです。

 

起床時間を普段どおりに戻すことが必要です。

仕事や学校のある平日と同じにします。

 

休み中も

普段より2時間以上遅くならないようにすると

生活リズムは乱れにくくなるというのです。

 

夜眠れないから朝起きられないという方は、

まずは朝早く起きることを目指しましょう。

朝に

太陽の光を浴びることで

脳の松果体から睡眠を導入するホルモンのメラトニンが放出され

14~16時間後に自然に眠くなります。

起きて太陽を浴びた時間に合わせて夜眠くなるのです。

 

昼間

軽い運動をしたりストレッチをしたりすることで

適度な疲労感が起こり夜の寝つきをよくすることができるのです。

そしてリラックスすることで

交感神経の緊張を緩め睡眠の質が改善できるのです。

 

太陽の光に含まれるバイオレットライトを浴びると

網膜にあるオプシン5という受容体が活性化されますが、

このオプシン5

脳機能に影響することが報告され、

鬱の予防などに効果がある可能性がうたわれています。

また網膜のオプシン4という受容体は、

太陽光に含まれるブルーライトに反応して

概日リズムのコントロールに影響を与えています。

朝起きたら窓を開けて陽の光を浴びる、

昼間お天気がいい日は戸外を歩くなどが

生活リズムのキープに役立ちます。

 

休み中は食事時間が不規則になりがちです。

食事時間を決めていつも通りにすることで

生活リズムが整いやすくなります。

 

4月から様子をみながら

リモートワークから出社に変わった職場も多いようで、

出社に慣れないうちに連休入りした場合には

適応障害が起こりやすくなるようです。

また新入社員は入社間もなく連休に入り、

学生時代の外出自粛状態から解放されて間もないだけに

適応が難しいと予想されています。

 

年齢を問わず、

久しぶりに家族で外出したり友人知人と会ったりと、

自粛からの環境が変化し生活リズムが乱れた方も多いと思います。

 

ご自分に合った対策をとって

連休明けを乗り切りましょう。